Rマドリード所属のフランス代表FWキリアン・エムバペ(26)がバイエルン・ミュンヘン所属の同代表FWミカエル・オリーズ(23)に対し「レアルに来い」と勧誘したことが明らかになった。
英サッカー専門サイト「チームトーク」などによると、今回の代表週間でフランス代表に合流したエムバペがオリーズにRマドリード移籍を直接伝えたという。
今夏、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがRマドリードにフリーで移籍したが、イングランド代表MFジュード・ベリンガムとの親交は有名。この移籍も代表の縁で実現したと見る向きも多い。
しかし、この移籍が実現した場合、33歳となったエースのモハメド・サラーの後継者にオリーズを指名しているリバプールにとっては大きな痛手。フランス代表の先輩に名指しでレアル移籍を促されたオリーズをイングランド北西部の港街に呼び寄せることができるのか。Rマドリードとリバプールの欧州サッカー界の頂点を争う盟主争いはこうしたところでも激化しそうだ。