14日開幕の関西大学ラグビーAリーグの会見が8日、花園ラグビー場で行われ、8大学の主将が出席した。V奪還に燃える京産大のFL伊藤森心(もりし)主将(4年)=松山聖陵=は「チャレンジャー精神で、チャンピオンでも何でもないので、ひた向きに、謙虚に泥臭く、京産大らしいラグビーをしたい」と声を弾ませた。
昨季はリーグ4連覇を逃し、全国大学選手権も準決勝で敗退。「チーム力を大事にしたい」と今季はリーダー10人制でスタートした。しかし、春季トーナメント決勝で立命大に敗れ、準優勝。「自分たちに甘さがあった。秋は主将を置いてチームをまとめた方がいいと話し合い、僕がやると言いました」と伊藤が2週間前に主将に就任した。「全員で一つになって戦うのが僕たちの特徴。関西リーグ優勝を目指したい」と再び関西の頂点に立ち、初の日本一へ弾みをつける。(森脇 瑠香)