国民民主党の玉木雄一郎代表は9日、国会内で会見を行い、自民党の総裁選を巡るゴタゴタを批判した。

 玉木氏は「石破総理が辞意を表明されて政局が動いている。

政治空白が長引いてしまった。速やかに収束していただき、喫緊の物価高騰対策などに取り組む政治環境を自民党にしっかり整えてもらいたい」と注文。「できれば早く、今週にでも決めてもらいたいが、どうやらフルスペック投票で、報道によると10月4日にならないと決まらない。場合によっては一部政党とは連立交渉もあるかもしれませんから、10月中旬、10月20日の週から臨時国会が始まるということになる。すると、我々が求めている11月1日からのガソリン暫定税率引き下げは事実上困難」との見通しを述べた。

 さらに「国民にとってはマイナスのスケジュール。早く物価高対策をしてほしいという参院選での民意に沿った総裁選の運営を行っていただきたい」といらだちの言葉。「長すぎる夏休みを早くやめて、物価対策に対応してほしい」と、新しい総裁・首相にスピード感を持った国会運営を求めた。

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