J1鹿島は9日、代表ウィークによる中断からの再開試合となる湘南戦(13日・メルスタ)に向け、鹿嶋市内でトレーニングを行った。

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 2日間のオフを挟み、チームが再始動した。

約2時間のトレーニングが行われ、連動の中での技術向上、ゲームにおける連係やコンビネーションの確認に重点を置いたメニューに取り組んだ。

 リーグ戦が残り10試合となる中、鹿島は現在4位。首位の京都を勝ち点2差、2位の柏と3位の神戸を同1差で追う。5位以下の町田や広島も上位をうかがっており、混戦状態で“ラスト10”の終盤戦突入となっている。

 残り10試合のうち、4試合が9月に行われる。対戦相手は湘南、浦和(20日・埼玉)、C大阪(23日・メルスタ)、名古屋(27日・豊田)。10月に控える京都、神戸との直接対決を前に、勝ち点の“取りこぼし”は防ぎたいところだ。

 MF松村優太は「9月でけっこう(順位や各チームの立場が)動いてくると思う」と見据える。「もちろん全部勝たないといけないと思うし、その1つ目の湘南戦で勢いに乗りたい」と意気込みを語った。

 浦和戦以降の3試合は中2日、中3日での日程消化となっており、総力戦にもなってくる。この日は韓国代表選出により離脱中のDFキムテヒョンに代わってDF津久井佳祐がセンターバックに入り、好パフォーマンスを発揮。ベンチスタートが多い松村や田川亨介も紅白戦で好調ぶりを発揮し、アピールした。

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