ノッティンガム・フォレストがヌーノ・エスピーリト・サント監督(51)を解任した。今季第1号のプレミアリーグ監督解任劇となったと、英BBCなどが報じている。

最大の原因はヌーノ監督自身がマリナキス・オーナーとの関係悪化を2週間前に公にしたこと。今夏の補強を巡り両者が対立していたことが表面化して以来、英メディア上で解任報道が加熱していた。

 ヌーノ監督は2023年12月にノッティンガムの監督に就任。当時クラブは17位。しかもリーグのファイナンシャル・フェア・プレー規則に違反し、勝ち点『4』を削減されて降格の危機に瀕していた。

 ポルトガル人監督はそこから残留を確定。昨季はシーズン後半まで欧州CL出場権獲得可能な5位以内にチームを留まらせ、最終的に7位を獲得し、欧州戦参戦権も獲得した。

 オーナーとの確執が明白になり、クラブは昨季のヒーローとなったヌーノ監督を開幕3試合であっさり解任。BBCによると、後任は前トットナム監督のアンジ・ポステコグルー氏(60)が最有力となっている。(英通信員・森 昌利)

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