J1鹿島は9日、代表ウィークによる中断からの再開試合となる湘南戦(13日・メルスタ)に向け、鹿嶋市内でトレーニングを行った。

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 湘南は20チーム中18位で降格圏内に沈む。

残留に向けて苦境に立っているが、残留という明確な目標があるという点で言えば、中位のチームよりも厄介だ。また、戦術的な仕込み、対策に時間を割くことができる中断明けの試合は“下克上”が起こりやすいとも言われる。

 練習後に取材に応じたMF松村優太は湘南戦について「毎年毎年そうだが、残留を懸けているチームのパワーはすさまじいものがある。うちのようなチームに勝って勢い乗ろうって思いもあるはず」と見据えた。

 松村は「(残り10試合中4試合が行われる)9月は大事な1か月になる。その1つ目で勢いに乗りたい」とキッパリ。今季ここまで全試合出場を誇るアタッカーは「ここまで使ってもらえていますけど、全試合出ればいいという話ではなく、出た試合で何が残せるか。自分が勝利に持っていくような試合を増やしていきたい」と意気込みを語った。

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