J2ジュビロ磐田は9日、ホーム・今治戦(13日)に向けてヤマハ大久保グラウンドで公開練習。J1昇格へ向けて、リーグ戦は残り10試合。
ジョルディ・クルークスが8月に横浜Mへ移籍したことで、ポジションがトップ下から右サイドに移行。この日のミニゲームでもサイドを積極的に攻め上がってチャンスを作った。右サイドバック為田大貴との連係も深まっており、「ジョルディの穴を埋めるのではなく、新しい戦い方を作っていきたい」と前向きに話した。
前節(8月31日)の大分戦は守りを固めた相手を崩せず、「リスクを背負ってでも攻めないと」と反省。今度こそゴールをこじ開ける。5月のアウェー・今治戦(3△3)では先制ゴールを奪っており、得点にからむ活躍へ期待が高まる。「勝つことがすべてだと思っている」と力をこめた。
6日にアイスタで行われたJ1清水エスパルスとの練習試合は、ハッチンソン監督がいろんな選手の組み合わせを試したこともあって0―3。だが「公式戦ではないとはいえ、すごく悔しかったです」。ルーキーながら、すでにジュビロの血が流れている。「J1へ上がりたい」と一層、闘志が燃え上がった。