【コロンバス(米オハイオ州)8日=金川誉】日本代表は、米国戦(9日、日本時間は10日)に向け、会場のロウアードットコム・フィールドで前日練習を行った。6日にメキシコ戦で0―0と引き分けたメンバーから、森保一監督(57)が大幅な先発入れ替えを明言して臨む。
前日会見に出席した森保監督は、選手たちのチャレンジに期待した。主力を起用したメキシコ戦から、先発メンバーの大幅入れ替えを行う米国戦に向け「経験値の低い選手がハイレベルな試合で組むので、ミスや不具合は出るかもしない。チャレンジして成果と課題を積み上げていきたい。ミスを恐れずにやってもらいたい」と話した。
またメキシコ戦で負傷交代したDF板倉については「長期離脱になるようなけがではなく、プレーも可能だとは聞いていますが、本人は痛みがあるので、今日の練習も見て起用を考えます」と説明。7日にチームを離脱して所属するフランクフルトへ戻ったMF堂安については、フランクフルトからの要請があり、話し合った上で決断したことを明かした。