テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は10日、悪質レビューに振り回される民泊の現状について特集した。

 民泊とは住宅の全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊サービスを提供するもの。

番組では長期滞在のしやすさや価格の安さから年々利用者が増加していることを伝えた。

 反面、この日は実際に宿泊者が去った後に足の踏み場もないほどゴミが散乱した部屋など、民泊オーナーが提供した写真などを映像で流し、トラブルも同時に増えていることも紹介した。

 宿泊予約などは代行業者を介しているため、オーナーによると利用客に苦情を申し入れると、逆にレビューで悪質な口コミを投稿される場合があり、そうすると客が減ってしまうリスクがあるため、ほとんど泣き寝入りの状態という。

 これに元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏は「新しいビジネスで、人と人を結びつけるもの。容易と安易は似て非なるもの。安易につなげることによって被害を受ける人たちがSNSも含めて出ている」とコメント。そして「安易にさせないためには何らかの規制なり必要」と私見を述べた。

 さらに「本当は(口コミは)匿名じゃなくてもいいくらいなんですよ。実名でやってもいいくらいだと僕は思っている」「悪いやつらが得するだけなんて許しちゃいけない」と語気を強めて私見を語った。

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