◇国際親善試合 米国―日本(9日・米オハイオ州コロンバス)

 【コロンバス(米オハイオ州)9日=金川誉】日本が、米国遠征の第2戦となる米国戦を0―1で折り返した。

 6日のメキシコ戦からスタメンを総入れ替えして試合を迎えた。

この日も高い位置からプレッシャーをかけてリズムを作ると、ウイングバックのMF望月ヘンリー海輝と、シャドーに入ったMF伊東純也がいる右サイドを起点に攻める。

 前半9分、同サイドのタッチライン付近で、望月が伊東にヒールでつなぐとそのままクロス。オフサイドとなり得点には至らなかったが、同16分にはエリア深くに進入した望月がクロスを上げるなど、ゴールを脅かす場面を作った。18分にはビルドアップのミスからショートカウンターを受けたが、GK大迫敬介がセーブ。互いに譲らない展開となった。

 守備ではDF長友佑都は7月15日の東アジアE―1選手権・韓国戦以来の先発でゲームキャプテンも務めた。3バックに加え、ボランチの藤田譲瑠チマ、MF前田大然らも最終ラインまで戻るなど枚数をかけて守った。しかし30分、右サイドからのクロスからFWアレックスセンデハスにダイレクトボレーを決められて先制点を献上。7月8日のE―1選手権・香港戦以来4試合ぶりの失点を許した。35分には、ショートカウンターでボールを奪い、MF鈴木唯人からのゴール前のクロスに伊東が右足を伸ばすもゴールネットは揺らせず。1点を追って後半戦を迎えることとなった。

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