◆国際親善試合 日本0―2米国(9日・米オハイオ州コロンバス)
日本は米国に0―2で完敗し、W杯開催国・メキシコと米国との2連戦を1分け1敗で終えた。
採点と寸評は以下の通り。
森保一監督【5・0】現在地が分かる2試合となったことは大きな収穫。試合中の修正という意味で、全く効果的ではなかったが
GK大迫敬介【5・5】不可抗力的2失点。いいセーブも多く見られたが、結果でアピールすることはできず
DF関根大輝【4・5】勢いまかせのプレーが散見。もっとどっしり構え、冷静な判断を
DF荒木隼人【5・0】空中戦では強さ発揮も、3バックでも4バックでもDF陣は「個」で負けていた
DF長友佑都【5・0】先制点の場面は相手が手練れだったが、手練れを止めなければいけない立場/立ち位置。無念のハーフタイム交代
MF藤田譲瑠チマ【5・0】前半はビルドアップの概念すら感じられず。やや持ち直した後半も、キラーパスは出てこなかった
MF佐野海舟【5・0】ミスをしてはいけないところでのミスもあり、勢いをもたらせず
MF望月ヘンリー海輝【5・0】高さが十分に通用し、その他の部分は(現段階では)通用しないことがわかった試合
MF前田大然【5・0】アジアでは通用した左WB起用も、このレベルの相手となると欠点の露呈が長所の発揮を上回る
MF鈴木唯人【5・0】局面局面を切り取ればいいプレーもあったが、盤面を変えるような効果的な動きは少なかった
MF伊東純也【5・5】代表での経験値が少ない選手たちの中で奮闘したものの、決定的な仕事はできず
FW小川航基【5・0】前半は絵に描いたような孤立。後半は惜しいシュート2本で存在感も
DF瀬古歩夢【5・0】後半開始時IN。左サイドバックでの出場。4バック移行に相手が気づくまでは良かったが…
MF鎌田大地【5・5】後半17分IN。ボランチで出場。持ち直したが好転はせず
MF南野拓実【5・5】後半17分IN。トップ下で出場。
MF三笘薫【5・5】後半17分IN。左サイドハーフで出場。メキシコ戦に続き、突破シーンなし
DF菅原由勢【―】後半28分IN。右サイドバックで出場。出場時間短く採点なし
FW町野修斗【―】後半28分IN。センターFWで出場。出場時間短く採点なし
※平均は5・5~6・0点