バレーボール女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督が10日、オンラインで会見し、シーズンを総括した。

 7月まで行われたネーションズリーグ、今月7日に閉幕した世界選手権でともに4位。

世界選手権では15年ぶりのメダルに一歩届かなかったが、「今季注力したのはチームをより向上させることとで、コアチームの選手を選択することだった。結果はそこまでこだわっていなかった。ただ、両大会とも準決勝に進むことができたので、結果も良かったと思う」と評価した。

 28年ロサンゼルス五輪に向けて新体制で始動した1季目。結果以上に「チームを向上させること」に注力し、チーム力の土台をつくった。新主将の石川真佑(ノヴァーラ)が中心となったが、指揮官は「私が就任して最初に決断したのが主将を選ぶことだった。リーダーであることを自分自身のスタイルで示してくれた。(役職と)バランスを良くしてくれて、自分のスキルも改善してくれた。彼女のリーダーシップに対して、とても満足している。チーム内での変化も素晴らしく、皆も彼女をリスペクトし、石川選手が(各選手に)アプローチしていく方法も最善を尽くしていた」と主将の働きには満足げに話した。

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