◇国際親善試合 米国代表2―0日本代表(9日・米オハイオ州コロンバス)

 【コロンバス(米オハイオ州)9日=金川誉】日本2点を失って敗れた。2026年北中米W杯本番を見据えて行われた米国遠征は、1分け1敗で終了。

90分を通してゴールを守ったGK大迫敬介は「こういったアウェーの中で勝っていかないと、W杯で自分たちが目標にしている優勝にも届かないと思うので。しっかりと教訓にして、次のゲームに生かしていきたい」と試合を振り返った。

 6日のメキシコ戦(0△0)から総入れ替えしたスタメンで試合に臨んだ。この日も高い位置からプレッシャーをかけたが、うまくはめきることはできず。徐々に右サイドから攻められるシーンが多くなると、同30分にクロスからダイレクトボレーを決められて失点。4バックに変更した後半は19分。相手FWにセンターバック2人の間から裏へ抜け出され、追加点を奪われた。

 2失点を喫したものの、大迫は好セーブを連発した。コースを突かれても片手ではじき出し、駆け引きの場面では冷静に判断。試合後には「結果として2失点して負けているので、すごく悔しいです」と話したが、3点目を許しそうな場面を何度も救った。チームは4バックにした後半、ピンチは明らかに増加。大迫も「ビルドアップのところでのやりやすさは感じましたけど、守備のところのはめ方だったりはもう少し自分たちで改善が必要」と課題を述べた。

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