2026年W杯北中米大会の欧州予選が9日、各地で行われた。D組のフランスはアイスランドに2―1で逆転勝ちし、2連勝となった。
パルク・デ・プランスで行われた一戦は、アウェーのアイスランドが前半21分、先制した。フランスの最終ラインでのパスミスを逃さず、A・グジョンセンが右足で押し込んだ。
フランスは前半45分、PKを得ると、これをFWエムバペがゴール右に決めて同点とし、前半を折り返した。後半17分、ロングパスに抜け出したエムバペが、横にいたバルコラへ“プレゼントパス”。これを冷静に流し込み、フランスが勝ち越した。
後半23分にはチュアメニが危険なタックルで一発退場で10人となり危機を迎えた。同43分に、アイスランドにサイドを崩され、クロスからA・グジョンセンにネットを揺らされたが、ゴールチェックの末、ゴール前の競り合いでシャツを引っ張っていたとして攻撃側のファウルの判定となり、ゴール取り消しに。フランスが2―1で勝利を収めた。