大相撲秋場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けて幕内・欧勝馬(鳴戸)が東京・台東区の立浪部屋で出稽古を行った。横綱・豊昇龍(立浪)と計8番連続で相撲を取った。

得意の押しではなく、相手を受け止めて組んでから攻めて5勝をあげた。「場所前に強い相手とやろうと思って立浪部屋に来た。当たって前みつ取って前に行くということを意識した」と明かした。

 8、9日は伊勢ケ浜部屋へ行き3日連続で出稽古。今場所はモンゴルから豊昇龍とともに来日した柏日体高に入学した朝白龍(高砂)が新十両になった。「一緒に来た3人で関取になれてうれしい」と新たなモチベーションになっていた。

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