バドミントンの香港オープン第2日が10日に行われ、女子ダブルスで新ペアとして初戦を迎えた五十嵐有紗(BIPROGY)、志田千陽(再春館製薬所)組が、1回戦で香港ペアと対戦し、わずか22分、21―8、21―10のストレートで快勝し、11日の2回戦に進出した。

 志田は、初出場した昨夏のパリ五輪の女子ダブルスで松山奈未と組む“シダマツ”ペアで銅メダルを獲得した。

昨年末の全日本総合選手権も制したが、今年7月に初めて組んでから約11年でのペア解消を発表。8月の世界選手権で初の銅メダルを獲得し、シダマツとして有終の美を飾った。

 一方の五十嵐(旧姓・東野)は男子の渡辺勇大と混合ダブルスを組む“ワタガシ”ペアで21年東京、昨夏のパリ五輪で日本勢初の2大会連続の銅メダルをつかんだ。パリ五輪後に女子ダブルスに転向し、今夏に志田と新ペアを結成。今大会が五十嵐、志田組としての初戦となっていた。

 次戦はインドネシアペアと対戦する。

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