急性骨髄性白血病を公表した師で医療ジャーナリストの森田豊氏が10日までに、一時退院を報告した。

 インスタグラムに夫人からの投稿で「ご心配をおかけしております。

主人が一ヶ月余りの初回寛解導入療法を経て、一時退院してきました」とコメント。

 「まだまだ油断はできませんが、一歩一歩前進しているようです。体重減らず、毎日スクワットで頑張っているようです。医療関係者、皆々様に深く感謝申し上げます」とつづり、2ショットをアップした。

 さらに森田氏本人が、フォロワーからのコメントに返信する形で「ありがとうございます。ご心配をおかけしております。初回化学療法は、最強な新薬でして高熱6日、数日間車椅子、オムツ状態でしたが、血液内科、口腔科、リハビリ科、消化器内科、精神科などの集学的治療でなんとか乗り越えました。患者から見える景色は優しさばかりです」と治療について説明。

 「この治療で骨髄からほぼ悪性細胞は一時的に消滅し、現在正常造血が蘇ってはきていますが、油断はできず正式な効果判定には一週間後以降です」とし、「最良のシナリオとしては、再度地固め化学療法→骨髄移植ですが、どこまで歩めるか、心身のダメージと相談して考えていきます。化学療法で、吐き気なく、食欲あって、体重不変なのは、ラッキーでした。かみさんには頭が上がりません」とつづっていた。

 森田氏はTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)出演や、テレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の医療監修を務めるなど幅広く活躍。

7月31日にSNSで「7月中旬から倦怠感、息切れ、歯肉出血を生じ、病院で精査したところ、『急性骨髄性白血病』の診断となりました」と公表した。

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