大相撲の新小結・安青錦(安治川)が10日、東京・江東区の部屋で出稽古に来た関脇・若隆景(荒汐)、幕内・豪ノ山(武隈)と計14番相撲を取った。

 秋場所(14日初日・両国国技館)で大関昇進を狙う若隆景の上体を右のど輪で起こし、一方的に押し出すなど8勝6敗。

「疲れはあるが、(出稽古に)来てくれたので、しっかり集中してやった。思ったより番数を取れたので良かった」と振り返った。

 相撲を取る本格的な稽古はこの日で終了。年6場所制で最速となる初土俵から所要12場所(付け出しを除く)で新三役となった21歳の新鋭は「とにかく前に攻めること。下から起こす攻めを出せればいい」と初日を見据えた。

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