◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 井上尚弥―ムロジョン・アフマダリエフ(9月14日、IGアリーナ)
スーパーバンタム級の世界4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=が10日、自身のSNSでWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフとの防衛戦に向け、横浜市の大橋ジムでの練習を打ち上げたと明かした。尚弥は「大橋ジムでのトレーニングは終了! 仕上がったぜい!!!」と投稿した。
大橋ジムによると、尚弥は9日に続き、アマチュア8冠・荒竹一真(22)と日本ユース王者・北野武郎(21)の大橋ジムのミニマム級2選手相手に4ラウンドのマスボクシング(軽めのスパーリング)を行ったという。同ジムの大橋秀行会長(60)も自身のインスタグラムで「大橋ボクシングジムでの最後の練習を終えました! 準備万端」と手応えを報告している。
尚弥もこの日、これに先立ち、自身のSNSで、推定総額30億円のスポンサー契約を結んだと報じられたサウジアラビア国営の国際娯楽イベント『リヤド・シーズン』に対し、「リヤドシーズンの皆様、温かいサポートに感謝しています」と投稿。「9月14日、全力で戦い、さらなる高みを目指します。最高の瞬間はこの先に。」などと誓いを立てた。
戦績は井上が30戦全勝(27KO)、アフマダリエフが14勝(11KO)1敗。
試合はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で無料生配信される。