大相撲の幕内・豪ノ山(武隈)が10日、東京・江東区の安治川部屋に出稽古に出向き、部屋の新小結・安青錦(安治川)、同じく出稽古に来た関脇・若隆景(荒汐)と計9番相撲を取った。

 本場所さながらの激しい立ち合いで2人を苦しめた。

「三役の方と稽古できて良かった。上位陣に勝たないと、新三役は近づいてこない」と、西前頭3枚目に番付を戻した秋場所(14日初日、両国国技館)へ向けて言葉に力を込めた。

 安治川部屋には9日に続き、自身の後輩に当たる中大相撲部の選手たちが出稽古に訪れていた。優しく声をかける姿もあり「来ているのは知らなかった」と笑みを浮かべた。

編集部おすすめ