大相撲秋場所(14日初日、両国国技館)で大関昇進を目指す関脇・若隆景(荒汐)と幕内・若元春(荒汐)の兄弟に10日、「東京石灰工業」から新たな化粧まわしが贈られた。
この日若隆景は東京・江東区の安治川部屋に出稽古し、出稽古後に東京・中央区の荒汐部屋に戻り、贈呈式に参加。
らせんは右四つを得意とする若隆景に合わせて右回転。左四つ得意の若元春は左回転。星の形は若隆景の相撲の巧者をイメージした4つ角と、若元春の不器用さをイメージした5つ角というこだわりが詰まっている。2人を支援する東京石灰工業の菊池宏行社長は「所作の美しさに、昔の力士を感じさせる。悔いのない相撲を取っていただきたい」と期待した。