12日放送のテレビ朝日系報道番組「報道ステーション」(月~金曜・午後9時54分)では、自民党の小泉進次郎農相が退陣を表明した石破茂首相の後任を決める臨時総裁選(22日告示、10月4日投開票)立候補の意向を固めたことを報じた。

 大越健介キャスターは茂木敏充元幹事長、小林鷹之元経済安保相、林芳正官房長官、高市早苗元経済安保相、小泉農相という出馬有力の5人について「総裁選の告示まであと10日となりましたので、立候補に意欲を持つ議員たちというのは推薦人の確保でありますとか打ち出す政策作りとかがまさに佳境に入っていると思います」と報じた上で「ただ、注文をつけさせてもらうとしますと、自民党が選挙で相次いで議席を減らし続けている本質的な理由について、それぞれの候補が自分なりの答え、解を示してほしいということです」と要望した。

 その上で「政策論争の大切さというのはもちろんなんですけれども、既成政党に付きものの古い体質からどう脱却するか、国民政党として再生できるかどうか、自民党は今、そこを突き詰める大事なタイミングに入っているんだと思います」と話していた。

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