◆第50回アイリッシュチャンピオンS・愛G1(9月13日、レパーズタウン競馬場・芝2000メートル)=9月12日、カラ競馬場
昨年3着のシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)は厩舎内運動馬場(ダート)での騎乗運動から、オールドヴィック(直線約9ハロン)ウッドチップコースを軽いキャンターで駆け、最終調整を完了。初の国内外G1制覇へ向け、準備は整った。
見守った矢作調教師は「アイリッシュチャンピオンSは伝統ある難しいレースではありますが、馬自体は去年よりも順調に来ていますので、この1年の成長を見せてほしいと思っています。応援よろしくお願いいたします」と手応えをつかんでいる。
この日も調教に騎乗した坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=は「不安なくレースに臨めると思っています。日本では夜遅い時間のレースになりますが、どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします」と師弟コンビで日本馬初の勝利を目指す。