9月13日の中山2R・2歳未勝利(芝1600メートル=11頭立て)は7番人気のマーゴットブロー(牡2歳、美浦・伊坂重信厩舎、父トワリングキャンディ)が、最内枠から逃げ切りを決めた。勝ち時計は1分35秒0(稍重)。

 最内枠から馬場がいい経済コースを逃げ、坂を上ってひと踏ん張り。脚を伸ばしてきたシャオママルと鼻面が並んだところがゴールだったが、鼻差しのいだ。荻野極騎手は「この馬のいいところを出せる競馬ができたらと思っていた。枠も良かったし、積極的な競馬ができた。坂で苦しくなったけど、上ってから踏ん張ってくれましたね。まだ、粗削りなので先々が楽しみです」と頑張りをたたえた。

 伊坂重信調教師は「ダートも考えていたので、芝で勝ってくれて次をどうするのか、うれしい悩みですね」と笑顔。次走は芝、ダートの両にらみで検討される。

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