大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)で大関昇進を目指す関脇・若隆景(荒汐)が13日、東京・中央区の部屋の稽古で最終調整を行った。

 青色の締め込み姿で、すり足などの基礎運動で汗を流し、最後は入念に立ち合いの動きを確認した。

「(体の状態は)良いと思う。しっかり集中してやっていく」と話した。

 小結だった5月の夏場所は12勝、先場所は10勝で2場所連続の2ケタ白星。「三役で直近3場所33勝」の昇進目安まで11勝としている。初日を前に気持ちの高ぶりがあるかを問われると「なくはないが、しっかり集中してやっていきたい」と、静かに闘志を燃やした。

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