9月13日の阪神5R・2歳新馬(芝1200メートル=11頭立て)は、単勝3番人気のシラヌイ(牝、栗東・高橋亮厩舎、父フィレンツェファイア)が勝利した。勝ち時計は1分10秒2(良)。
逃げ馬を前に見る形でうまくタメをつくり、リズム良く追走。直線で追ってからエンジンがかかるまで時間を要したが、じわじわと脚を伸ばして2着馬をゴール前で首差差し切った。吉村誠之助騎手は「道中は壁をつくって折り合いに専念する形でした。折り合いはついていたと思います。しまいは今日初めてびっしりと追われたようで、何も分かっていない感じでしたが、ある程度動けていたと思います」と振り返った。
高橋亮調教師は「(調教の時から)坂路で動いていたからね。ダートかと思ったけど初戦は芝へ。レースはスッと(ゲートを)出て控えて、初戦としては味のある競馬をしてくれた」と評価した。