9月14日に行われる中山競馬の平場レースから3頭をピックアップ。どの陣営も手応えを持って臨み、好走は十分にある。

3R ダートに条件を替えセイウンマナウスが巻き返す。芝7ハロンの初戦は好発から2番手につけたが、序盤から力みが強く最後の伸びを欠いた。吉田豊は「スピードは足りている」と速力を評価。2戦目の上積みに加え、1ハロン短縮は追い風になる。

5R ダンシングアウェイの最終追い切りは美浦・Wコースを5ハロン68秒5で古馬1勝クラスに先着。騎乗して感触を確かめた横山琉は「調教を重ねるごとに前進気勢が出て動きが良くなってきましたし、初戦の方がいいタイプだと思います」と期待した。

6R 仕切り直しの一戦となるクラウンアールシーが決める。前走は馬場入場後に放馬し、競走除外となり「熱中症になっていた」と加藤士調教師。それでも「帰ってきてからは元気で、これなら大丈夫」と強調。砂投入後は〈3〉〈2〉着の安定株の初勝利は目前だ。

編集部おすすめ