プロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)、東京五輪空手女子形銀メダリストの清水希容さんが13日、世界陸上が行われている国立競技場周辺でプロギングに参加した。

 プロギングとはごみ拾いながらジョギングするスポーツで、今回は大会オフィシャルサポーターである森永製菓が環境保全活動の一環として実施。

二人は参加者約30人とともに、30分ほど汗を流した。「プロギングという言葉は初めて聞いたけど、ナショナルチームの時に同じようなこと(ゴミ拾い)はしていました」と現役時代を振り返った清水さんは、「今日はゴミを入れるたびに『いいね』と言い合って。盛り上がるから率先してゴミを拾いたくなるようなような、そんなゲーム性のあるスポーツですね。楽しみながらやらせていただきました」と笑顔を見せた。

 プロギング後には国立競技場のメダルプラザで行われたトークイベントに出席。川内はあす行われる女子マラソンの注目選手に初代表の小林香菜(大塚製薬)を挙げ、「まだ若いし、未知数。恐れなければ、失うモノはないはずなので、思い切ってレースをやれれば面白いのではないかな、と思います」と早大サークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身の24歳に期待を込めた。

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