バレーボール男子 世界選手権(13日、フィリピン・マニラ)

 1次リーグが行われ、51年ぶりメダル獲得を目指す世界ランク5位の日本は初戦で同16位のトルコと対戦した。アウトサイドヒッター・石川祐希主将、対角に高橋藍、セッター・大宅真樹、対角にオポジットの宮浦健人、ミドルブロッカー・小野寺太志、エバデダン・ラリー、リベロは山本智大が先発した。

 第1セットを19―25で先取された日本は、第2セットも苦戦。10―10から石川がレフトからクロスに決めきったが、12―10から5連続失点で逆転された。17―20の場面で高橋藍がフェイクセット(スパイクを打つふりをしてトスを上げる)を繰り出し、宮浦が押し込んで得点し、リリーフサーバーの“切り札”甲斐優斗のサーブでブレイクしたが、トルコの勢いは止められなかった。23―25で連取された。

 ◆男子のバレーボール世界選手権 1949年に初開催され、日本は60年大会から参加し、70年、74年に銅メダル。これまでは4年に1度行われてきたが、今年から隔年開催。32チームがA~Hの8組に分かれて、総当たりの1次リーグ(L)を行い、各組上位2チームがノックアウト方式で行われる決勝大会に進む。2次Lは20日~23日、24~25日に準々決勝、27日に準決勝、28日に決勝を行う。

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