9月13日の中山メイン・初風S(3歳上3勝クラス、ダート1200メートル=10頭立て)は、再びダートに矛先を向けたユキマル(牡5歳、美浦・尾形和幸厩舎、父グレーターロンドン)が好位から押し切ってオープン入りを決めた。勝ち時計は1分9秒9(重)。
好位の内で脚をためるロスのない立ち回り。直線では早めに抜け出し、ドンレパルスの追撃を鼻差で制した。丹内祐次騎手は「楽にポジションを取れましたし、本当にスムーズな競馬。まだまだ可能性がありそうです。この条件も合っていましたね」と4戦ぶりとなったダートでの勝利に笑顔があふれた。