カーリング ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦 第3日(13日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)

 女子の代表決定戦第1戦は、SC軽井沢クラブがプレーオフを勝ち上がったフォルティウスに11―3で勝利。3戦先勝の決勝戦で、1次リーグを合わせて2勝1敗。

五輪最終予選への切符に王手をかけた。

 第1エンド(E)から3点を先制したSC軽井沢クは、第3Eにも3点取って6―1。第4E、第7Eからは連続スチールで、POではロコ・ソラーレに勝ったフォルティウスに一度もペースを握らせなかった。スキップ・上野美優は「前半から、リードからミス無くつなげられて3点取れたのはよかった。よりよいショットを明日求められると思うので、チームでコミュニケーションをとっていきたい」と語った。

 12月の五輪最終予選(カナダ)の日本代表まであと1勝。上野は「ジュニアで世界一なった時に、私はもう一度世界一になりたいと思ったので。代表決定戦での経験や、一つ一つ、いろんな経験が生きてくると思うので、目の前の試合に集中して、成長できるヒントをたくさん拾いたい」と、どん欲に目の前の一戦を見据えた。

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