◆世界陸上 第1日(13日、国立競技場)

 男子3000メートル障害予選で、同種目日本勢初のメダル獲得を狙う三浦龍司(スバル)が予選1組3位で決勝進出を決めた。

 序盤は全体的にペースが上がらない中も落ち着いてレースを展開した三浦は、先頭集団の中で自らのペースを貫き、冷静にフィニッシュ。

決勝進出条件である上位5人に入った。決勝は15日に行われる。

 レース後のインタビューは以下の通り。

 ―走りを振り返って。

 「どこで(スパートを)かけてくるんだろうか、どういう風に走った方がいいか迷ったんですけど、中盤から積極的に行くことができて、いい揺さぶりをかけられたんじゃないかと思います」

 ―走った感覚。

 「予選が一番緊張するので、このドキドキ感はなかなか克服しづらいものですけど、会場に入って自分の予想をはるかに超えた歓声や、見てくださる方の声が声が届いて、いい意味で会場に飲まれて楽しく走ることができた」

 ―決勝でどんな走りを見せたい?

 決勝はさらに盛り上がっていきたい。4年前からの成長を見せられるような走りができれば、いい収穫があると思う」

 ―目指すところは

 「メダルで、メダル争いに食らいついていきたいと思っています」

編集部おすすめ