◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 第3日(13日、茨城・大洗GC=6840ヤード、パー72)

 前日サスペンデッドになった第2ラウンド(R)の残りを消化後、第3Rが行われ、単独トップで出た佐藤心結(みゆ、ニトリ)が3バーディー、3ボギーの72と耐え抜き、通算10アンダーで桑木志帆(大和ハウス工業)とともに首位で最終日を迎える。

 「ボギー先行になって苦しい展開だったけど、最低限のプレーはできた」と振り返った。

17番ではロングパットをねじ込みパーをセーブ。トップを守り抜いた。

 「フェアウェーキープがなかなかできなかったので、ラフに行ったときにいかにボギーにしないかというところをずっと考えていた。昨日、一昨日と比べるとだいぶ考えることが増えて、今頭がパンクしそう」と笑いつつ「ピンチでも落ち着いて判断できた結果だと思う。難しいコースで2桁アンダーをキープできたというのは自分でも評価できる」と口にした。

 昨年10月のスタンレーレディスホンダ以来のツアー2勝目を、メジャー大会で手にするチャンスが訪れた。「目の前の一打に集中して、その結果優勝できれば最高だし、どういう結果になっても自分の納得できるプレーを目指して頑張りたい」と平常心で最後の18ホールへ向かう。

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