宝塚歌劇宙組の新トップスター・桜木(さくらぎ)みなとの大劇場お披露目公演「PRINCE OF LEGEND」「BAYSIDE STAR」が13日、宝塚大劇場で開幕した。

 「PRINCE―」はLDHと宝塚歌劇のコラボレーション第2弾。

2019年のドラマと映画版で主人公・朱雀奏を演じた6人組ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」の片寄涼太が初日公演を観劇した。宝塚は東京で2度観劇経験があるが、宝塚大劇場は初めての片寄は「自分自身が出演した作品が、このような形で宝塚の皆様に舞台化していただけるということを本当に光栄に思いました。予想以上に皆さんにぴったりの作品で、いろんな嫌なことが吹き飛ぶようなとっても楽しい作品で、たくさんパワーをいただきました」と感想を語った。

 トップお披露目公演の桜木は「お客様の雰囲気もグッと集中されている感じが伝わってきて、震えるものがあったんですけれども、笑い声がすごかったです。お客様の笑いで、緊張の気持ちがほぐれていくような初日でした」とほほ笑んだ。今回、伝説の王子選手権の内容が宝塚バージョンにアレンジされており、桜木は「ミュージカル対決になってくると任せてください」と本領発揮。片寄は「自分たちが演じてきた役がまた違った魅力を発揮してくれているような気もして、そのうれしさがありましたね。本当に舞台のクライマックスとしての見どころもあったので、とてもとても楽しかったです」と絶賛した。

 トップお披露目公演ということもあり、片寄から「こんなスターデビューかよとかなってないですか?」と心配された桜木は「なってないです」と笑顔で全力否定。桜木以外では、クセの強い聖ブリリアント学園理事長の実相寺光彦(愛すみれ)が気になったという片寄は「クセになりそう。またぜひ見に来たいです」と笑顔をみせた。

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