お笑いタレント・小籔千豊がドラムスを務めるバンド「ジェニーハイ」が13日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開幕した小籔主催の音楽フェス「KOYABU SONIC(コヤブソニック)2025」で“解散ライブ”を行い、8年間の活動に終止符を打った。今月3日に配信された“最終シングル”「あの夏が癖になっていく」などをプレーして「ジェニーハイ的にはきょうで一旦(いったん)終了」と宣言した。

 実際はレーベルとの契約が終了することによる活動休止。それをギャグめかして「方向性の違いと言いたいけど、音楽性は一緒。なので、くっきー!は生魚が食べられへん。川谷(絵音)P(プロデューサー)は二郎系のラーメンばっかり食う。(中嶋)イッキュウは健康的な食生活を(実践したけど)すぐやめた。ガッキー(新垣隆)はああ見えて死ぬほど食う。俺は肉食われへん。食生活の方向性の違いで解散」と説明した。

 一方でメンバーはバンドの“復活”を信じている。小籔は「“小籔千豊がやってるジェニーハイ解散”とタイトル打っていただきまして」と報道陣にネットニュースの見出しをサジェスチョン。そして「どっかのレーベルの偉いさんがポチッとして(記事を読んで)拾ってくれることを祈っております。ジェニーハイが活動できるかできへんかは音楽業界の偉いさんにかかっております」と新レーベルへの移籍を願っていた。

 佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏のゴーストライターとしても知られたキーボードの新垣は「言うまでもございません。自分は(ジェニーハイで)ラップの王を目指す」と“第2期”の活動に向けて謎の宣言。ボーカルのイッキュウは「もちろん続けたい」。ベースのくっきー!は「皆さんについていくだけです」。ギターの川谷絵音も「解散(という見出し)にもクエスチョンマークつけてくださいね」とヤル気を見せていた。

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