女優の伊藤沙莉が14日、大阪市内で主演映画「風のマジム」(芳賀薫監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 社内ベンチャーコンクールで沖縄のサトウキビを使ったビジネスを立ち上げ、契約社員から社長になった実在の女性を演じた伊藤。

沖縄での2週間のロケで印象に残ったことについて「生マングースいましたよね。サトウキビ畑からサトウキビ畑にかけて走って行ったんですよ。すごいかわいかったです」と興奮気味に語った。

 1か月間、自由に沖縄で過ごせるならという質問には「もちろん仕事はしないです。今回、海に行っていないので、潜って魚を見てみたいです。とにかくゆっくり何も考えずに過ごしたいですね。そうしててもいいよって言ってくれているような空気がありました」とほほ笑んだ。

 沖縄の方言に苦労したという伊藤も、大好きなお酒を飲むシーンは楽しく演じていたことを明かした。印象深い場面におばあが豆腐を作るシーンを挙げ「高畑淳子さんのおばあから言われる言葉、おばあの表情ですね。斜め後ろぐらいで店主さんが号泣していました。そういう意味では、真正面にいる私にも、後ろにいる店主さんにも伝わっている。高畑淳子さんってすごい女優さんなんだなと改めて感じたシーンでした」と振り返った。

 最後には客席の撮影にも応じた伊藤。「エゴサーチしていますので、本当に100%見ますので、ぜひSNSをやっている方は気が向いたらつぶやいてみてください。絶対にすくい上げます」と、SNSでの拡散を希望した。

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