女優の見上愛(24)が14日、栃木・大田原市の大雄寺で主演するNHK連続テレビ小説「風、薫る」(2026年前期)のクランクイン取材会に出席した。 明治時代、西洋式の看護学を学んだ「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」として活躍した大関和(ちか)さんと鈴木雅さんをモチーフにした物語。
出演発表から約8か月。書道、歌、なぎなたなどの稽古を重ね、8日にクランクイン。「いよいよ始まったんだという感じ。衣装を着て、カツラをつけると、背筋が伸びる」と心境を明かした。初日には、もう一人のヒロイン・上坂樹里(20)も現場に駆けつけたという。「撮影シーンがないのに来てくれて、クランクインを見届けてくれた。すごくうれしかったし、心強いなと思った」と笑顔。2人の仲も深まってきており「台本とリンクする部分がある。手を握り合って、同じ歩幅で歩いていけたら」と意気込む。
撮影は始まったばかりだが「ものすごく楽しい。1年あれば色々なことがあると思うけど、この数日で(スタッフは)何があっても乗り越えられる仲間と思える安心感があった。