堀内孝雄、１９８１年の「アリス」活動停止を回想　今となっては「良い切磋琢磨だった」
「STORIES～歌に刻まれし物語～」の収録を行った堀内孝雄 画像（1枚）

　歌手の堀内孝雄が１４日、都内でＢＳ１０プレミアム「ＳＴＯＲＩＥＳ～歌に刻まれし物語～」（１０月４日スタート、土曜・後６時）の収録を行った。

　アーティストの音楽人生を振り返りながら楽曲の歌唱を披露していく番組。

約８時間に及ぶ収録を終えた堀内は「こんなに長いとは思わなかった」と苦笑いしつつ「スタッフさんがみんな良い人ばっかり。蓋を開けたら良いものになると思う」と手応えを口にした。

　番組内では折れ線グラフを用いながら自身の人生を回想。谷村新司さん（２０２３年死去）、矢沢透と組んでいたフォークバンド「アリス」が１９８１年に活動停止したときが最もどん底だったといい「これはつらいよ。（それぞれが）我が道を行くだったし、「昴」（谷村さんのソロ曲）とか歌われてごらん。腹立つよ？」とポツリ。それでも、今振り返ると「ものすごい良い切磋琢磨（せっさたくま）だった。そういう人がいないと人は奮起しないね。『自分は自分なりのことをし損じないように良い傷痕を残したい』と思った途端に何も思わなくなった」と明かしていた。

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