今年初めて開催された国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」(MAJ)が、来年に第2回が開催されることが15日、発表された。

 日本の音楽業界主要5団体が垣根を越え、「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」をコンセプトとしたMAJは、“アジア版グラミー賞”とも称される音楽アワード。

日本をはじめアジアの音楽を世界へ発信し、世界の音楽業界と連携していく足がかりで、今年5月に京都で第1回が開催された。

 第2回となる「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」は、今年10月に開業する東京・青海のTOYOTA ARENA TOKYOで授賞式が開催されることが決定。豪華アーティストのパフォーマンスを楽しむことのできるステージや、国内外の音楽業界関係者によるセミナーやショーケースの開催も予定されているという。各部門や投票方法の詳細は、順次発表される。

【MAJ 実行委員長 野村達矢コメント】

 日頃より MUSIC AWARDS JAPAN へのご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

 2025年5月の初開催においては、日本国内のみならず世界中の音楽人、そして音楽ファンの皆さまと、音楽の素晴らしさを改めて共有する、非常に尊い体験を創りあげることができたのではないかと思います。

 同時に、このかけがえのない時間を、日本のみならずアジアを始め世界の音楽シーンにとって歴史的な出来事であったと振り返ることができるよう、さらに歩みを進めていかなければならないという覚悟を感じております。

 京都で産声を上げたこのアワードは、2026年、舞台を東京に移します。これは、日本、アジアの音楽を世界へ発信する拠点となるための中長期的な視座で考えた判断です。

 2025年の開催後、業界内外の皆さまから貴重なご意見を多数いただき、その期待の大きさを感じながら、2026年の発展的な展開を現在も検討中です。アーティストやクリエーター、そしてスタッフの皆様を称えるために、より良いアワード設計のために、日々部門の精査や再設計を進めており、皆さまにお届けできる日を心から楽しみにしております。

 国内外の才能が交わるグローバルな舞台を目指し、心を揺さぶるパフォーマンスを通じて、日本からアジア、世界へ、感動の輪を広げてまいります。

今年も皆さまと共に、未来の音楽シーンを切り拓く一年となることを楽しみにしております。

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