バレーボール男子 世界選手権 第4日(15日、フィリピン・マニラ)

 1次リーグ(L)が行われ、G組で世界ランク7位の日本が同9位のカナダと対戦する。

 13日の1次L初戦で世界ランクで格下のトルコにストレート負けを喫した日本。

組で上位2チームが進む決勝トーナメントには2連勝しかない。カナダとは過去の対戦成績で43勝25敗。決して侮れない相手となっている。

 主将の石川祐希(ペルージャ)はトルコ戦後に「負けてしまった事実は変わらない。しっかり受け入れて。まずは気持ちの切り替え、僕たちがやらなきゃいけないのは、まずはディフェンス。ディグ(スパイクレシーブ)、レセプション(サーブレシーブ)だったり、そういったプレーを丁寧にやっていきたい。(第2戦は)本当に負けられない試合。今のままでは次の試合も苦戦すると思います。この大会の中で成長して、1つ1つ勝っていくしかない」と覚悟をにじませている。

 28年ロサンゼルス五輪を見据える中、今季、ロラン・ティリ監督の新体制が始動。ネーションズリーグでは強豪・ポーランドに敗れ、ベスト8。

世界選手権では1974年大会の銅以来、51年ぶりの表彰台を目指して戦う。

◇男子のバレーボール世界選手権 1949年に初開催され、日本は60年大会から参加し、70年、74年に銅メダル。これまでは4年に1度行われてきたが、今年から隔年開催。32チームがA~Hの8組に分かれて、総当たりの1次リーグ(L)を行い、各組上位2チームがノックアウト方式で行われる決勝大会に進む。2次Lは20日~23日、24~25日に準々決勝、27日に準決勝、28日に決勝を行う。

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