お笑いとエンターテインメントのフェス「OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025」が15日、大阪・梅田で開幕し、平成ノブシコブシ・吉村崇らがイベントをPRした。“笑いの首都”大阪で「世界で一番笑える一週間」と銘打ち、大阪・梅田の3会場で21日まで開催される。
NON STYLE・石田明はお笑いとサーカスを融合させたショー「OSAKA COMEDY CIRCUS DOBA!DOBA!」(21日、SkyシアターMBS)の脚本、演出を担当する。8月に英スコットランドのエディンバラでノンバーバル(非言語)コントライブを開催するなど、海外を意識した活動を展開している石田。その理由として「国内は(希望がない)。上が詰まってて、全くどこうとしない。さんまさんを筆頭に」とお笑い怪獣らレジェンド芸人のおかげで活路を見いだせないと冗談めかした。
サーカスつながりで、サーカス・エンターテインメント集団「シルク・ド・ソレイユ」のキャスティング統括マネジャーであるチャーリー・ブロウズ氏ら、複数の世界的プロデューサーが駆けつける。出演者から「シルク―」に抜てきされてキャスティングされるタレントが現れる可能性もあるといい、吉村は「(オファーが来たら?)そうなったらシルク・ド・ソレイユ所属になりますよ! 吉本なんかすぐ捨てて。俺もやりたいですから」と言いながら右手を広げるパフォーマンスをしたところ、大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクの顔をドツいてしまうアクシデント。それでも「(団員は)舞台だけで一生食っていける」と色気を見せた。
さらに今年のM―1グランプリで1回戦を突破した韓国の漫才コンビ「ユスデスク」が登場。吉村らと韓国と日本のイベントで共演している“お笑いシャトル外交”のパートナーだ。日本語で披露したネタは、日本の温泉が好きすぎて腕に温泉マークのタトゥーを彫ったところ、温泉に入れなくなったというもの。
会場は「SkyシアターMBS」「HEP HALL」「阪急サン広場」。「Sky―」では19日にNON STYLE、バッテリィズらが出演する「MANZAI EXPO」など。20、21日には世界で活躍するパフォーマーが出演し、吉村らがMCを務める「JAPAN GOT TALENT Presents Superstar Live」などが開催される。