大相撲秋場所2日目(15日・両国国技館)

 横綱・大の里(二所ノ関)は、東前頭筆頭・玉鷲(片男波)を突き落とし、2連勝とした。先場所は思わぬ金星を配給したが、同じ相手に連敗はしなかった。

玉鷲の右のど輪に後退したが、右でまわしをつかみ、左に動きながら、はたいた。

 前日は、いま最も勢いのある新小結・安青錦(安治川)を問題にしなかった。もろ手突きで圧力をかけ、右を差し、体を預けた。「前面にしっかりと出ていくことが大事だった」と手応えは十分だったようだ。過去4度の優勝はいずれも初日白星。「勝てたのは大きい」と、横綱2場所目での賜杯に、上々のスタートとなった。

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