バレーボール男子 世界選手権 第4日(15日、フィリピン・マニラ)

 1次リーグ(L)が行われ、G組で世界ランク7位の日本が同9位のカナダと対戦。第1セット(S)の先発は13日のトルコ戦(0●3)と変わらず、アウトサイドヒッター・石川祐希主将、対角に高橋藍、セッター・大宅真樹、対角にオポジットの宮浦健人、ミドルブロッカー・小野寺太志、エバデダン・ラリー、リベロは山本智大が先発した。

 1次L初戦で世界ランクで格下のトルコにストレート負けを喫した日本。組で上位2チームが進む決勝トーナメントに向けて、これ以上負けられないが、この日も第1Sから簡単にはいかなかった。5―6から藍がスパイクを決める。しかし6―6から石川、宮浦がカナダの精密なブロックに阻まれ、6連続失点。セット後半は、宮浦や藍のサービスエースで追い上げたが、カナダの大砲・バーノンらの強打を浴びて、20―25で落とした。世界バレー開幕以来、1セットも奪えず、苦しい展開を強いられている。

◇男子のバレーボール世界選手権 1949年に初開催され、日本は60年大会から参加し、70年、74年に銅メダル。これまでは4年に1度行われてきたが、今年から隔年開催。32チームがA~Hの8組に分かれて、総当たりの1次リーグ(L)を行い、各組上位2チームがノックアウト方式で行われる決勝大会に進む。2次Lは20日~23日、24~25日に準々決勝、27日に準決勝、28日に決勝を行う。

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