10月3日に東京・江東区青海に開業予定のトヨタアリーナ東京の開業記念式典が15日、行われた。小池百合子都知事、Bリーグの島田慎二チェアマン、トヨタ自動車の豊田章男会長、室伏広治スポーツ庁長官らが出席した。
今年10季目を迎えるBリーグ。今季からはA東京が同会場を本拠地とする。島田チェアマンは「Bリーグは10年間で少しずつ成長することができた。間違いなくこのアリーナは、世界でもトップクラスと確信を持っている。テラススイートやプレーヤーズラウンジ、2層のリボンビジョンなど」と絶賛した。さらに、楕円(だえん)型のアリーナとなっており、全ての座席から試合が見えやすくなっている。
スポーツ分野では、A東京のホームアリーナとしての利用に限らず、競技人口の少ない種目やパラスポーツにおいても挑戦の機会を提供し、全てのアスリートへ門戸を開いていく。また、日本から世界に挑戦する若手アスリートの登竜門として、Bリーグのユース大会や、小中高生の全国大会の誘致を行い、次世代アスリートの憧れの場所になることも目指す。音楽などのエンターテインメントでは、日本のコンテンツを世界に発信するべく、未来を切り開いていく若手アーティストが「次の一歩」を踏み出す場所となることを目指していく。来年には、本アリーナが「Music Award Japan」の開催地となる予定となっている。