バレーボール男子 世界選手権 第4日(15日、フィリピン・マニラ)

 1次リーグ(L)が行われ、G組で世界ランク7位の日本が同9位のカナダと対戦した。

 1次L初戦で世界ランクで格下のトルコにストレート負けを喫した日本。

組で上位2チームが進む決勝トーナメントに向け、これ以上は1つも負けられないが、カナダに2セット(S)を連取され、崖っぷちに立たされた。

 第1Sを20―25で落とし、第2Sもサーブレシーブを崩され、波に乗れない。10―7から6連続失点を喫すると、16―21の場面で攻守で精彩を欠いた主将の石川祐希を下げて、大塚達宣を投入。しかし最後はカナダの大砲・バーノンのスパイクなどで押し切られ、23―25で取られた。

 トルコが既に2勝しており、1勝のカナダに敗れると、G組の上位2チームに入れず、1次リーグ敗退が決まる。

◇男子のバレーボール世界選手権 1949年に初開催され、日本は60年大会から参加し、70年、74年に銅メダル。これまでは4年に1度行われてきたが、今年から隔年開催。32チームがA~Hの8組に分かれて、総当たりの1次リーグ(L)を行い、各組上位2チームがノックアウト方式で行われる決勝大会に進む。2次Lは20日~23日、24~25日に準々決勝、27日に準決勝、28日に決勝を行う。

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