9月15日の阪神11R・JRAアニバーサリーS(3勝クラス・ダート1800メートル=14頭立て)は、単勝5番人気のバスタードサフラン(牝4歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、父マジェスティックウォリアー)が直線で2番手から抜け出し、昇級4戦目で勝利した。勝ち時計は1分51秒6(良)。
前走から6か月半の休み明けだった。2着のワイドブリザード(セン4歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父カリフォルニアクローム)にハナを譲り、終始2番手で運んだ。直線で同馬を差し切り、1馬身半差でV。酒井学騎手は「ここ最近で一番いいスタートが切れた」と振り返りつつ、「いつも手応え以上に直線向いてからしぶとい子。かわしきってからも、辛抱してしっかり走ってくれていた。返し馬の良さがそのまま出たかな」と笑顔を見せた。
渡辺調教師は「いい流れでしたね。プラス体重で重めかなと思っていた。必ず逃げというわけではない。(次走は)様子を見て」と評価した。