男子プロゴルフツアーのANAオープン(18~21日、北海道・札幌GC輪厚C)の主催者推薦選考会が15日、同会場で行われ、15歳アマチュアの加藤金次郎(愛知・瀬戸市立水無瀬中3年)がトップ通過した。

 今月22日に史上最年少の15歳139日でプロ宣言し、25日開幕のパナソニックオープン(大阪・泉ケ丘CC)でプロデビューする予定の新星。

晴れ舞台を翌週に控える中、5アンダーの67をマークして単独トップで本大会切符をつかんだ。

 加藤は「風が強かったですが、ノーボギーでラウンドできたことでいいスコアになった。アマチュア最後ということで、ここでいい結果を残して、いい流れでプロになれるように頑張りたい。4日間で2桁アンダーにいって、上位に入れるように頑張りたい」と力を込めた。

 昨年11月に中部日本ゴルフマスターズで優勝。5月の中日クラウンズでは予選通過まであと1打に迫り、7月の日本アマチュア選手権では6位に入った。スーパー中学生がアマチュアとして臨む最後の試合で飛躍を目指す。

 選考会は加藤を含む11人が通過し、本戦出場権を得た。

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