大相撲秋場所2日目(15日、東京・両国国技館)

 横綱・大の里(二所ノ関)が初日から連勝発進した。幕内・玉鷲(片男波)の前まわしをつかむも、のど輪で起こされてのけぞった。

それでもなんとか耐えて左であてがい突き落とした。「まだ映像はみていない。でも内容は前に出る相撲ではなかった」と反省した。

 先場所に40歳8か月で最年長金星(昭和以降)を配給した玉鷲の挑戦を退けた。八角理事長(元横綱・北勝海)は「余裕があった」。審判部長の高田川親方(元関脇・安芸乃島)は「引く気配も見せなかった。ああなると大の里には残り腰があり、負けることはない。引いたりすると先場所みたいに墓穴を掘ってしまう」と評した。

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