◆大相撲 ▽秋場所2日目(15日、東京・両国国技館)
大関昇進に挑む関脇・若隆景(荒汐)は連敗をしなかった。立ち合いで力強く踏み込んで右をのぞかせ、西前頭2枚目・王鵬(大嶽)の小手投げに乗じて一気に前進。
大関昇進に挑む今場所は黒星発進も「(初日の硬さは)特に。明日からもしっかり集中してやっていく」と語った。小結だった夏場所は12勝、先場所は関脇で10勝を挙げ、「三役で直近3場所33勝」の昇進目安までは10勝となった。
八角理事長(元横綱・北勝海)は「立ち合いで踏み込んでいた。初日に負けたから開き直った。このままいってくれたらと思う。思い切ったいい攻めだった。初日に勝っていたら大事にいこうと思ってしまう。気持ちが大事。体の小さい人は自分から動かないといけない。