◆世界陸上 第3日(15日、国立競技場)

 男子400メートル障害予選2組で、パリ五輪代表で今年の日本選手権覇者・小川大輝(東洋大)は50秒08の6着で、予選敗退となった。

 小川は「前半置いていかれないのは意識していたけど、後半の冷静さが本当にダメダメで、焦って焦ってという中で力だけ使ってしまって、全然スピード感に乗れないレースでした」と振り返り、「世界の舞台で戦えない自分が本当に情けない。

2か月ぶりのレースで練習も積めていて、調子も上がっていて、でも世界の舞台で力が出せない弱さが、本当に悔しい」と肩を落とした。

 昨年のパリ五輪に続く予選落ちとなった。「この1年間、東京で世界にリベンジする気持ちでこだわって練習してきたけど、ここで勝負できないのが自分の弱さと感じる。世界レベルの試合になった時に力が出せないのは気持ちの問題。ここで出せるのが強さの証明だと感じてたので、そこに一歩届かないのは自分の弱さ。まだまだトップアスリートに仲間入りできてないと感じる」と自分を責めた。

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